MIDIシーケンサと内蔵音源を使いパソコンで音楽を鳴らす遊びを覚えたころ、仕事の合間をみては手元にある楽譜を入力し、鳴らしてみては、「ヘェー、上手に弾きよんなぁ。」と感心したり(あたりまえ)、 「楽器弾けんでも作曲やアレンジにも挑戦できそうやなぁ。」と結構面白がっていました。
ある日、「そや、これでいっぺん音頭のさわりでも作ってHPに貼り付けたろ。」と、仕事に区切りをつけてパソコンに向かい、浮世節の音頭らしくなるようさわりの部分を打ち込んでいました。
「もう音頭やって何年になるんやろ。今でも新人のつもりやけど・・・、もう5年かぁ。」とか思いながら、ふとこの「適当に音頭らしく」っていうのが多少なりとも身に付いてきている自分に気が付いたんです。(私と浮世会との出会い)から考えればずいぶん解りが良くなったと。
河内音頭はご存知の通り100人おれば100通りの音頭があるといわれるようにさまざまな音頭があります。台詞が入ったり、流行の歌が入ったり、♪〜河内音頭と浪曲を〜♪を代表する京山幸枝若師匠の浪曲河内音頭〔これが浪曲(音頭?)とは思えない軽快なノリ〕なんていうのもあります(っていうかこっちの方がメジャーだったりする)。
長い間キーボードをやっていて、「河内音頭って、ジャズセッションでのアドリブがずーっと続いてるようやなぁ。」と感じていました。メインの「音頭とり」を中心に、節の決まりに従ってアドリブをこなしていく・・・。ジャズではコード進行という最低限の決まりを守りながらそれぞれアドリブをこなしていく・・・。(まさしく体で覚えんとできない芸当ではないか。)
以前はこの節がまず解らなかった。(それこそ幸枝若師匠の浪曲の節と河内音頭の節との違いも判らんかったし・・・。)
いろんな会派がありますが、「節回しとリズム」がその会派の特徴を大きく決めているのは間違いないと思います。そういう意味で私にも浮世節が多少身についたということでしょうか?(秋若師匠、どうでしょう?)
前置きが長くなりましたが、この“アドリブをどうカッコ良く決めていくか”(もちろん浮世節で)というテーマで今後、気が付いた点などをぼちぼち書いていきたいと思います。…